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【開催報告】第3回 出入国審査の現場で考える行政書士の国際業務(令和6年4月16日)



 去る令和6年4月16日、第3回勉強会「出入国審査の現場で考える行政書士の国際業務」を開催しました。


 行政書士の重要な業務の一つである国際業務。普段、私たちは在留資格関係のご相談に応じ、書類を作成し、申請取次を行っていますが、一連の作業の中で業務を進めています。今回はそうした作業の外にある、「実際の出入国審査の現場」を見学することで、外国人目線から出入国審査の現場を体感し、今後の業務に活用できるよう学習会を開催しました。



 当日は現場視察を前に、午前中、まず研修会を実施しました。

 「最近の国際業務の実情と、出入国審査場見学前に知っておくべきこと」と題して、講師は特定行政書士・志水晋介先生にお願いしました。

 見学会に先立ち最近の国際業務に関する実情と、出入国審査の手順について事前予習。参加者は熱心に講義を聞いておりました。


 午後はいよいよ羽田空港へ。

 国際線が到着する羽田空港第3ターミナル。今回、法務省から特別に許可を頂き、第3ターミナルに隣接する合同庁舎「CIQ棟」、そして第3ターミナルの「出入国管理施設」を見学させて頂きました。



 まずは冒頭、CIQ棟の会議室にて根岸功・東京出入国在留管理局羽田空港支局支局長から、羽田空港支局の業務概況について説明を受けました。コロナ禍の期間、出入国者数は大きく落ち込んだものの、現在、海外からの入国者数はコロナ前を上回っていることなどご説明頂きました。


 説明後、施設見学へ。

 入国時の導線である上陸審査場や、自動化ゲート、顔認証ゲート、入国手続きの迅速化を図るため導入されたバイオカート。出国時の審査の導線、そして空港内にある収容施設まで見学させて頂きました。


 普段私たちは申請取次の場面で外国人の皆さんと関わっています。その外国人の方々がどういう目線で、日本に入国し、そして出国するのか、実際に現場を見学させて頂くことで、大変勉強になる会となりました。


 ご参加の皆さまに心から感謝いたします。どうもありがとうございました。


 今後も「長谷川幸子の行政書士塾」では、行政書士の仕事について、座学のみでなく実際に様々な場面に触れる「フィールドワーク」を併せて行うことで「行政書士の仕事」を体感し

「行政書士の可能性」を実感する勉強会を開催していきます。


次回は

6~7月ごろの開催に向け、準備を進めております。詳細が決まりましたら、ホームページ等からご案内いたします。皆様のご参加お待ちいたしております。

皆様、今後ともどうぞよろしくお願いします。






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